表舞台のその裏で。
コロナウイルスの事もあり、今回が初めての『県大会』となった子も多かったでしょう。
第46回岐阜県春季少年剣道練成大会。
例年なら、1つの団体から各学年何人か出場出来ていた大会も、今回はかなりの制限。
志道館学園でも、試合に出場出来る子、出来なかった子に分かれました。
まずは、出場枠を勝ち取った子供たちや親さんは出場おめでとうございます。
さーて、出場が決まった子どもたちや親さんは、今度はプレッシャーとの戦い。
試合に出られなかった子の分も!というのと、出るからには『優勝して欲しい!』という思いと。
無観客試合となった大会。
私も含めて、現場にいる関係者からの速報を手に汗握りながら待つ。
『〇〇年始まります!』
『〇〇、初戦突破!』
『次は準決勝!』
などなど。
そりゃ、出場したみんなが優勝出来りゃいいんですが、そんな事はまずない。
勝ち負けのあるスポーツですから。
コロナで練習の機会や、大会が減り、自宅での練習をどれだけ頑張ってきたか。
大会への枠をかけて戦った道場内での戦い。
普段は仲間でも、試合になれば一人の敵。
身内同士で戦った〇〇家。
出場した『ゆのちゃん』に勝ってもらいたい気持ちに一点の曇は無いが、子供同士はまた違う。
『準決勝突破』
『優勝!』
そんな速報が入ると、満面の笑みで喜ぶ!?ではなく、この表情。
※竹刀を床につけるな!などのツッコミは、今は無しでおねがいします。そんなこと分かってますから。
そりゃそーやよな。
悔しさが滲み出る。
そんな素直すぎる態度が、中年になったおじさんの心をきれいにしてくれる。
優勝した子供に、本当に心から『おめでとうございます!』って言える人は、何にいる?
もちろん、おめでとう!や。
でも、みんな子供も親も一所懸命やっとんのやで、手放しで喜ぶことは難しい。
え!?
それは捻くれとる私だけ?
違うでしょ…
『ゆーしろー』の姿を見て、小さいながらも感じることはしっかり感じとるんやなーと。
子供が負けたとき、よく言われる定番のコメントが、
①また次頑張ろう!
②〇〇さんを応援してあげよう!
かな。
①に関して思うのは、次じゃないんやよな…今なんやよな…と。今の年齢で、今の大会に出場するのは、『今』大会しかないんやよな。
②は、、、そんな心広い人はなかなかおらんでしょ?我が子よりよその子を応援出来る?
それぞれの家庭が一所懸命だからこそ!悔しさがあり、また勝ったときの喜びがあるわけで。
たまに、練習もしてないのに、悔しがる人いますが、それはまた違うやん。
『ゆのちゃん』。
道場の練習以外も家族で毎日よ!毎日頑張って来た。
気持ちを切らさず、家の部屋でもリビングでも、そして外でも。
だからこそ、今回の優勝は心からおめでとうやし、結果が報われて本当に良かったとおもう。
道場のホームページに、こんな私的な感想を書くのは良くないんですがね…
ただ言いたいのは、コロナだろーが、なんだろーが!
頑張った子は必ず報われるはず!
そぉ思いました。
我が子ではありませんがね…
ほんと、おめでとうございます!!
※結局、何が言いたいのか、まとめきれなくなりましたが、お許し下さい。もっと思う事はあるんですがね(。•́︿•̀。)
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